熱中症症状で病院に運ばれる人が、近年増加しています。
屋外だけでなく家の中にいても注意していないと熱中症になってしまいます。
熱中症が重症化すると命にもかかわるため、年齢問わず熱中症の予防をしっかりする必要があります。
熱中症の症状とその予防・対策の基礎知識を取り入れ快適な日々を過ごしましょう。

2017年08月21日

熱中症の救急処置

熱中症対策.bmp熱中症では予防が大切です。暑い時には熱中症の兆候に注意し、おかしい場合には早めに休むことです。そして、万一の緊急事態に備え、救急処置を知っておきましょう。

熱失神・熱疲労
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。吐き気やおう吐などで水分補給ができない場合には病院に運び、点滴を受ける必要があります。

熱けいれん
生理食塩水(0.9%)を補給すれば通常は回復します。

熱射病
死の危険のある緊急事態です。体を冷やしながら集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。
いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、現場での処置が重要です。
熱射病が疑われる場合には、直ちに冷却処置を開始しなければなりません。

冷却は、皮膚を直接冷やすより、全身に水をかけたり、濡れタオルを当てて扇ぐ方が、気化熱による熱放散を促進させるので効率がよくなります。
また、頸部、腋下(脇の下)、鼠径部(大腿部の付け根)などの大きい血管を直接冷やす方法も効果的です。
またとっさの場合、近くに十分な水が見つからない時の効果的な体の冷却法として、次のことを実行してください。

水筒の水、スポーツドリンク、清涼飲料水などを口に含み、患者の全身に霧状に吹きかけてください。
全身にまんべんなく吹きかけることにより、汗による気化熱の冷却と同じような効果をもたらします。
これらの液体は、冷たい必要はありません。

また熱射病では合併症に対して集中治療が必要ですので、このような冷却処置を行いながら、設備や治療スタッフが整った集中治療のできる病院に一刻も早く運ばなければなりません。

ラベル:救急処置 熱中症
posted by manri at 20:48| 熱中症の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。